2017年 05月 20日
< 北陸紀行 ~七尾・花嫁のれん編 >
< 七尾ぶらぶら 〜アーカイブより〜 >
でご紹介しました、七尾地方に伝わる風習「花嫁のれん」。
この地方での婚姻の際に行われるもので、花嫁が嫁ぎ先に持っていく花嫁道具の一つだとご紹介しました。
したがってどのお家にも、嫁いでこられたお嫁さんの数だけ、花嫁のれんがあることになります。
それらの花嫁のれんを年に一回一堂にお披露目する「花嫁のれん展」も、このGWに行われていましたので見に行ってきました。
七尾のメインストリート、一本杉通りに面した家々には、それはもう見ごたえのある花嫁のれんが並び、とってもいい目の保養が出来ました(^^)
一つひとつののれんには嫁いで来られたお嫁さんのお名前と、嫁いで来られた年月などが記されています。
それによると大正のものから昨年のものと、長くこの風習が続いているのが分かります。
しかも古い年代のものも本当に丁寧に保管と手入れがされていて、新品じゃないかと思えるほど綺麗なんです。
これには驚きました。
花嫁のれんを常設展示している「花嫁のれん館」で聞くところでは、時代時代で模様などに流行りがあるそうです。
また、ちなみにこの花嫁のれん館では、「花嫁のれんくぐり」体験ができます。
花嫁衣装に扮し、のれんをくぐるんですがその花嫁衣装とお化粧などなど、めちゃくちゃクォリティーが高いんです。
正直、何となく雰囲気だけ寄せるんだと思ってましたが、まんま式場に出られるほどマジに仕上げてくれます。
これは値打ちあるなぁと思いました。
さて、石川県七尾のでか山、花嫁のれんとご紹介した「北陸紀行」。
この後は次の目的地に向かうため、おとなりの富山県に入りました・・・
by revoir-dima
| 2017-05-20 00:02