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< しあわせ回廊なら瑠璃絵・光の夜神楽にいってきた >

冬の奈良を彩る風物詩、しあわせ回廊なら瑠璃絵が今年も行われました。
昨年久しぶりに会場に行ったのですがそのスケールの大きさと、想像以上の綺麗さに驚きました。
さて、今年は会場には入らずなら瑠璃絵のイベントの1つである「光の夜神楽」を見に行ってきました。
夜の神楽。
いったいどんな雰囲気なんですかね~

ワクワクしながら行ってきました。


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奈良公園近くのコインパーキングに着いた時はもう真っ暗。
なら瑠璃絵で賑わう奈良公園とは反対側、春日大社へと歩き出します。参道は、連なる灯籠に仄かな明かりが灯るのみ。
危ないのでスマホのライトを、、、と思いましたが、この雰囲気にLEDも無粋かと、足元気をつけながらゆっくりと歩きました。



「神楽」、という言葉はよく聞きますが、改めて少しだけお話しておきます。
神楽とはお祭りで行われる舞や音楽などの芸能全般のことを言います。
大きく分けて、宮中で行われるものを御神楽(みかぐら)、
民間で行われる神楽(かぐら)といい、民間のものは次第に娯楽的な芸能となっていったそうです。

民間神楽はさらに巫女神楽、採物神楽、湯立神楽、獅子神楽に分かれます。
私たちが普段見聞きする獅子舞は、神楽の中の一種。
また昨年の記事< 往馬大社の千燈明祭 >で舞われてた「花湯神楽」、原形は湯立神楽だといわれています。


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午後7時、春日大社祓戸神社前。
四隅に榊を立て縄で囲い、紙垂(かみしで)を付けた結界と神庭が作られ、徐々に人が集まり始めていました。

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そして口上のあと、光の夜神楽がはじまりました。

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演目は毎晩変わるそうですが、この夜は「十握剣」「剣」「荒神祓い」「荒廻し剣」などなど。
冷えたまほろばの冬の夜に、演者の白息が漂います。


そして、民間神楽が娯楽性を交えながら伝わったと思える演目も。

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「へべれけ」「太神楽曲芸」「伊勢音頭」などが披露されました。


気が付けば1時間が経ち、光の夜神楽も終わり。

神楽を演じられていたのは、
・豊来家玉之助
・桃俣獅子舞保存会
・大升獅子神楽団
の方々。

後継者問題を抱えながらも何とかして受け継いで行こうと懸命に活動されているそうです。

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初めて見た夜の神楽。
夜ともなると本当に暗い奈良の春日大社の参道。
今でこそ照明が神庭を照らしていますが、本来は松明やろうそくの灯りの元、演じられていたんでしょうね。

とても貴重で、私にとって意味のある夜でした。
いつかまた、どこかで出会える事を願います。



最後にお声をかけ、皆さんの写真を撮らせていただきました。

ありがとうございました。


by revoir-dima | 2017-02-19 00:34