< 有松天満社秋季大祭に行ってきた・その1 >

今年6月、愛知県の有松という所に行って来ました。
世界的に有名な「有松絞り」、そのお祭りということで沢山の絞りを見て触って、「いつかは有松絞り!」と憧れをさらに深める旅でした。

< 有松絞りまつりに行ってきた >

その記事の中で触れた「秋祭り」。どうしても見たくなって、行って来ました〜(^^)



c0183700_0141691.jpg






有松には全部で3基の山車(だし)があります。
それぞれがからくり人形を持ち、祭りの要所要所で披露してくれます。
名古屋市の有形民俗文化財に指定されていますが、今では祭り全体が指定無形民俗文化財となっています。



c0183700_0144271.jpg




今回は少し「山車」についてお話ししながら有松の秋祭りをご紹介します。

「山車」とは祭りの際に引いたり担いだりする出し物の総称をいいます。
呼び名は地方によって違い、曳山(ひきやま)とか屋台(やたい)、京都の祇園祭りでは山(やま)・鉾(ほこ)と呼び、大阪の私には地車(だんじり)が馴染みあります。

もともと山岳信仰として山、あるいは山の上にある木などが神様が降臨する依り代であるとし、山の上で祭祀が行われてきました。
村などが発達してくると祭祀も平野に降りてきます。
それまで山だった依り代の代わりとして建てたのが今の神社などです。
そして、祭りの時などに臨時で依り代を加えたのが山車の原型です。



c0183700_0144939.jpg



ここ、有松の他に犬山、高山など中部・東海地方の山車にはからくり人形が乗せられています。
その種類は多種多様。どれも非常に精巧に出来ており、とても複雑な動きを見せてくれます。
からくり人形の乗った山車の祭りでは、見せ場のひとつです。


c0183700_0145983.jpg



c0183700_015647.jpg



c0183700_0162144.jpg




有松絞りの法被を着られてる方がいました。
地元感あって、イイですね〜。


c0183700_0151853.jpg




地元の方の話によると、有松の山車は祇園さんや高山さんのように、周りの装飾にはあまりお金をかけていないそうです。
その代わり、山車そのものに相当掛けているらしく、山車研究されている方が度々見に来られ驚かれるほどだそうです。


c0183700_0152778.jpg



ここには伽藍が施されています。
虹色に光る貝殻を一面に並べ、ここだけでも確かに凝った作りになっているのが分かります。

c0183700_23473014.jpg





さて、夜の部に向かい、準備が始まりました。
それぞれの山車に沢山の提灯を飾り付けていきます。
最近はLEDが増えていってるそうですが、ここでは全ての提灯にロウソクが使われていました。


c0183700_0154859.jpg




準備が整い、その時が来るのをのんびりと待っています。
こういう空気もまた祭りの一場面。たまんないっす(^^)


c0183700_016526.jpg




日が暮れて行くとともに、徐々に有松の古い町並みに沢山の提灯で飾られた山車が浮かび上がってきます。

そして・・・


c0183700_0161020.jpg





続く。











.
[PR]
トラックバックURL : https://revoir.exblog.jp/tb/26034591
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by hanashigai at 2016-10-14 18:23
これまた風情ある素晴らしい秋祭りですね。
もともと見物人が少ないのか?上手くフレーミングされたのか?
知る人ぞ知る的な雰囲気が出ています。

Commented by revoir-dima at 2016-10-15 08:45
> hanashigaiさん

小さな町の、小さな秋祭り的なものなので、人は少ないですね。ほぼ、写真に写っているくらいてす。
たた、夜にはもう少し増えてきました。
そんな小さな祭りですが河村名古屋市長が来られ、挨拶をされてました。
まぁこれは、市長さん側がマメなんでしょうね。
写真の中に、山車に何人もの男性がまたがっているものがありますが、これはその年の厄年の方がまたがります。
厄払い祈願も兼ねているのですね。
Commented by monsukewc at 2016-10-16 11:43
全部、ろうそくとは!
夜の雰囲気は格別なんでしょうね。続きが楽しみです^^
有松、一回行ってみたいと思っています。
Commented by revoir-dima at 2016-10-16 19:35
> monsukewc さん

そうなんです。私も行ったとき知らなくて、小さめの消防車が何台か停まってて、何でかなぁと不思議に思ってたんです。
提灯に燃え移ると、一気に燃え上がるそうです。
Commented by FLEKTOGON35 at 2016-10-16 21:23
「山車」についてお話、興味深く読ませていただきました。
そうなんですね、山があり神社がありそして山車。
時代とともに少しずつ形を変えながら引き継がれている。
祭りの意味、祭りの歴史、すごく深く興味深いです。

ろうそくの灯り、続きを楽しみにしています。
Commented by revoir-dima at 2016-10-17 08:18
> FLEKTOGON35さん

記事にあるのは、本当の原型部分。昔も昔、大昔の話です。
その後の歴史はメチャクチャややこしいですから、この辺の事だけサラッと知っとくとドヤ顔できるかも笑、です。
夜の部、もうちょっと待ってて下さいねー(^^)
Commented by sarusaM1 at 2016-10-17 18:14
もの凄い立派な山車ですね(^^)
写真だけでもの凄い迫力が伝わってきます。
町並みを見てみると電線や電柱が無いのに気が付きます。
こういったお祭りの時に山車がひっかかったりしない為でしょうね。
郡上八幡では今月に入ってやっと電線地中化の工事が始まりました。
からくり人形は昔から続いている伝統的なものですが、
それが現代の日本の世界有数のロボット技術の元になっていますから凄い事ですよね。
全ての提灯にロウソクを使うのは貴重ですね。
美濃あかりアート展ではさすがにLEDではなく電球です。
今度の週末に家の有る地域の住民でお祭りが有ります。
神明神社のお祭りで大神楽行列が有ります。
開催はなんと30年ぶり!
文化財どころか観光の「か」の字も有りません。
先日のぼり旗立てに手伝いに行きました。
家の前の敷地内に立派なのぼり旗が立ってます。
30年前は本当に田舎だったんですが、東海北陸道のインターが出来たりビジネスホテルが建ったりずいぶん「都会」になりました。
祭り当日の天候が気になりますね。
Commented by revoir-dima at 2016-10-17 18:54
> sarusaM1さん

30年ぶりに開催される祭りとは、貴重ですねぇ!
そういうのを記録するって、もの凄く重要なことだと思います。
sarusaM1さんがどういうお立場で関わられるのか分かりませんが、私個人は撮ってみたいです!
週末というと日曜日でしょうか。来週日曜日も飛騨に行くので、11時ごろ郡上八幡通過なんですけどねぇ。。
by revoir-dima | 2016-10-14 00:01 | Trackback | Comments(8)