2014年 12月 12日
< まほろばの夜とイチゴハウス >
高校野球や天理教など、その名は全国区に知れ渡るほどの街です。
また、ここ天理市は県内の主要な「イチゴ」の産地でもあります。
一般的に「イチゴ」って、冬が旬のように言われますが実は、夏から秋にも実が成り「夏イチゴ」とも呼ばれています。
でもやっぱり、冬イチゴのほうが甘くて美味しいそうです。
イチゴの産地、天理では今の時期になるとビニールハウスに電灯照明が灯り、まほろばの夜を彩ります。
冬の、風物詩です。
私は職場が天理なので、毎年冬になるとその光景を目にし、「あぁ、そんな時期かぁ」なんて思ってきました。
今回初めて、ちょっとした思いがあってイチゴハウスの写真を撮ってきました。
イチゴハウスでの照明の目的は、夜間のハウス内の保温や花目の促進などだそうです。
また、こうすることでイチゴの赤い色がより鮮やかにもなるそうです。
点燈時間はだいたい夕方の4時間位と朝の3時間ほどだそうですが、生産者さんの経験や株の成長具合によって変わるそうです。
青色の照明もありました。
なんかとっても異質な感じがしますが、「青」にはどういう目的があるんでしょうか。
成長が早いとか、病気に対して強くなるだとか・・・。ご存知の方がおられれば教えてください。
今回この光景を撮ろうと思ったのは、近年この電灯をLEDに変えていこうとする農家さんが増えていると聞いたからです。
実際、遠目に見ても明らかにLEDであろうと思われるハウスも見かけました。
この暖かい、味のある色とは確実に一線を隔したものでした。
いつかこのハウスたちも、そういったLEDに置き換わるときが来るんでしょうか。
もしかしたら今しか見ることのできない、貴重な光景であるのかもしれませんね~。
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by revoir-dima
| 2014-12-12 07:20