2014年 11月 15日
< 都ライト'14に行ってきた >
今年で10年目になりますが、一度も行ったことが無いので、土曜日の夜、行ってきました。
以前は夏にやってたような気がするんですけどねぇ、、。
開催エリアは上七軒から大黒町の、西陣あたり。古い町屋の点在するエリアです。
このイベント、実は京都や大阪の大学生たちか中心となって運営されています。
なので会場ではたくさんの学生さんたちが道案内や会場案内とかされてました。
何人かの方とお話ししましたが、皆さんとっても気持ちのいい方ばかりで、大学生であること、このイベントに参加していること、そして作り上げていることを本当に楽しんでいるなぁ〜と感じ、ちょっと羨ましかったです(^^)。
私のブログとしては珍しく、今回はそんな学生さんたちの写真からスタートです。
都ライトでのコンセプトは「暮らしの灯り」。
本来の暮らしから漏れ出す灯りは、家屋の内側から出てくるもの。
それを再現し、京町屋の格子が通りや石畳に影を落とす、その美しさを演出するものです。
町家格子のデザインはたくさんあり、なかでも京町屋でのデザインは実にバリエーションに富んでいます。
商売によってデザインが違い、格子を見るとそのお家が何屋さんなのかがわかります。
そういうのを見て、あぁだこぅだと話しながらそぞろ歩き、かつての賑わいに思いを馳せると一層楽しい時間となりますね。
期間中はいろんなイベントも行われています。
この時は京都大学邦楽部の方達が、琴や三味線などの演奏を披露されてました。
京都西陣、京町屋に明かりの灯る夜に響く琴の調べ、三味線の音色。
そんなのを聞きながら石畳を歩く。
とっても情緒的な時間でした。
きらびやかなライトアップや最近流行りのプロジェクションマッピングもいいですが、こうした日本人の心に語りかけるような光の演出、こんなのもまたいいもんですね。
元気のいい学生さんたちと、それに協力しておられる町の方たちの思い。
それが、形となる。
そんなのも感じられて、ほっこりとした気持ちになれる、いいイベントでした。
.
by revoir-dima
| 2014-11-15 00:02