2011年 06月 26日
< 藤森神社・蹴鞠奉納 >
ここ藤森神社は、3,500株もの紫陽花が咲き誇る「紫陽花の宮」として知られ、
梅雨の頃には「あじさい祭り」が開かれ、その中では「蹴鞠(けまり)」の奉納行事が行われます。
本殿前で蹴鞠に参加する人のお祓が行われた後、境内では蹴鞠初めの儀式が行われます。
まずは「枝鞠の儀」。
「あじさい祭り」とあって、花は紫陽花です。
この花は、蹴鞠が行われる場所や月によって変わるそうです。
「枝鞠の儀」の後は、鹿皮製の鞠を「アリ」「ヤア」「オウ」などの掛け声とともに
蹴り上げていきます。
必ず右足で、キホン的に真上に蹴り上げます。
蹴鞠は勝ち負けがなく、皆で楽しむ競技とのこと。
蹴鞠奉納は約1400年前中国から伝来、「蹴鞠保存会」の方々により守られてきた伝統ですが、
現在でも残っているのは日本だけ、なんだそうです。
藤森神社以外でも蹴鞠奉納は行われ、ざっとご紹介すると以下の通り。
下鴨神社:1月4日
飛鳥歴史公園:4月初旬
白峯神宮:4月14日、7月7日
談山神社:4月29日、8月上旬
金刀比羅宮:5月5日、7月7日、12月
機会があれば、一度くらいは見てみてもいいかも・・・な行事ですよ(^o^)
by revoir-dima
| 2011-06-26 08:56