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< 魅惑の香港・ヴィクトリア湾の眺めとスターフェリー >

先日、夏の暑い中、これまた暑っつい香港に行ってきました。
私の姉妹ブログ「もうひとつのRevoir...。」ではリアルに香港からの更新していましたので、もし良ければ見てください。


さてその香港、私にとっては約25年ぶりの香港でした。

以前行った時はまだ中国への返還前。
空港が街の中にあり、ビルとビルの間を離着陸し、
世界最狂といわれたスラム街「九龍城砦」がありました。

今では空港も移転、カオスな城砦も無くなりましたが、変わらず残っているものもありました。

ヴィクトリア湾の眺めとスターフェリーもその一つです。


九龍半島と香港島の間に位置するヴィクトリア湾。
香港といえば!な、定番の眺めのひとつです。

湾に面する高層ビル群は、夜になるとカラフルなネオンで華やかに彩られます。


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九龍と香港を結ぶスターフェリー。これも変わらずありました。
実に100年以上の歴史を持つスターフェリー。
約6分間の船旅は街の喧騒から離れ、海風とフェリーのエンジン音、振動に身を任せて摩天楼を眺める。そんなひと時を感じることができます。


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香港滞在中、もう何度乗ったか分からないくらい乗りました。
ぶっちゃけ、九龍側の街から香港島の街までは地下鉄であっという間です。
それに比べぞれぞれのフェリー乗り場は最寄駅から多少歩くかバスで向かうなど、ハッキリ言って不便です。
それでも街の方達の重要な交通手段であり、観光客からの絶大な人気は、やはりこのロケーションと100年以上のノスタルジーでしょうね。
私も、面倒クセェなぁと思いながらもやはり足を運んでいました。


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ここの乗り場も変わらない。この錆れ感がたまんないっすね〜。

ただ、当たり前のことですが運賃は変わってました。
フェリーは一階と二階に別れていて、それぞれ料金が違います。
一階:平日大人HK$2.2土日祝HK$3.2
二階:平日大人HK$2.7土日祝HK$3.7
となってます。(1HK$=15円)

以前は一階が「2等」、二階が「1等」と表記され、私は2等しか乗りませんでしたが確か1HK$と記憶しています。
倍以上に跳ね上がっていて驚きました。


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そんなヴィクトリア湾の夜景はこんな感じ。
大勢の方がこの眺めを見に、港に来られます。
もちろんスターフェリーも運行されていて、夜に乗船すると、船上から煌めく摩天楼を見ることが出来ます。

ナポリ、函館とともに世界三大夜景に数えられる香港の夜景は、香港島のヴィクトリア・ピークから見下ろした景色。この湾岸摩天楼も含めた夜景です。


そして午後8時から13分間繰り広げられる、「世界最大の光と音のショー」としてギネス認定を受けている音と光のショー「シンフォニー・オブラ・ライツ」。
これを見ないと帰れない、必見のショーを見ることができました。


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25年という時間は香港に様々な変化をもたらしてました。
しかし、以前と変わらない文化もしっかりと残されていて
いつ行ってもその時代の「香港」を感じ、楽しむことが出来るんだな、と思いました。


「魅惑の香港」と題した雑誌「an・an」2016年9月7日号 が特別定価500円の3倍以上の値をつけ出回っていると聞き、取り寄せて読んでみたのがキッカケでした。

しかし、本からは知識は得られても「魅惑」は感じられませんでした。

今、五感で感じた魅惑の香港。
100の言葉や3倍の値をつけた本ではなく肌で感じた1分、そこに凝縮された答えが、ありました。、











by revoir-dima | 2017-08-26 06:59