2016年 03月 24日
< クイーン・エリザベスがやって来た >
世界一有名な客船「クィーン・エリザベス」が、先日3月22日大阪港に入港するというので見に行ってきました。
残念ながら昼間には行けないので、仕事が終わったあと、カメラ持って出かけてきました。
家から大阪港のある天保山へは30~40分くらい。
車を止め大阪港に近づいていくと目の前にはどーんと大型客船がそびえていました。
港へと続く、少し手前の交差点からはこんな感じ。
いや~デカいです!
正直ビビりましたね。この距離でこの大きさか!とか思いながら近づくともう圧巻です!
当然写真 は全体は収まりきらないので、部分々々で切り撮るしかありません。
今回はそんな写真を紹介しながら少し、クイーン・エリザベスのお話をしましょう。
クイーンエリザベスはイギリス「キュナード社」が運航する、英国女王の名を冠することが許された数少ない女王船のひとつです。
私たちが見られるのは外観だけですが、本当に綺麗で気品がある感じです。
(※抽選で選ばれた44名の方は船内見学会に参加できます)
このクイーン・エリザベス、現在は三代目。先代は「クイーン・エリザベス2」と名乗っていましたが三代目は数字が省かれました。
「洋上の貴婦人」と称された先代、そういや父が船好きだったので「2世号」の名前はよく聞かされていました。
船内は大きな吹き抜けにシャンデリア、プールや劇場、カジノや図書館、ショッピングアーケードにスポーツデッキ、ディナーダイニングやBARなどなど一つの街がすっぽり入ったような感じです。
クイーン・エリザベスの入港中は、SOLAS条約(海上における人命の安全のための国際条約)に基づき、一般の方の岸壁内への立ち入りはできません。
なのでここから先でウロチョロしてるのは乗務員と関係者、そして乗船客のみです。
これだけの豪華客船、いったいどんなお客さんが乗られてるのでしょうね。
ざっと見ていると小さな子供連れのご家族も結構います。
乗船客の国籍では上位は英国人、アメリカ人、次 はドイツ人だそうです。
年齢層平均60代後半~70代前半。クルーズの場所にもよりますが、は日本人もけっこう多く乗船されているそうです。
となると気になるその価格ですが、122日間のワールドクルーズで、一番ゴージャスなお部屋では2.000万円を超えるそうです。
「あぁそうですか。」
と思われた方、もう少しリーズナブルなものもご用意いたしております。
日本からだと比較的近場で、9日間くらいで香港辺りに行くコースで17万円くらいなのもあるようです。
各社旅行会社でも取り扱っていますのでお問い合わせください。
私たちが見物できるエリアをウロウロするも 、とにかくでかい。
ちょくちょく見かける「飛鳥Ⅱ」と比べてみても、
総トン数 = 飛鳥Ⅱ:50.142トン クイーン・エリザベス:90.400トン
全 長 = 飛鳥Ⅱ:241m クイーン・エリザベス:294m
乗客数 = 飛鳥Ⅱ:872人 クイーン・エリザベス:2.092人
などなど、あらゆる面ではるかに上回っています。
それにしても2千人の客って・・・
たくさんの見物客がいるので、当然カメラマンもいるわけで何人かと話をしているとちょうど対岸にあたるUSJ側からだと全体がきれいに見えるそうで、写真も見せてもらいました。
なるほど、先に向こう側から行けばよかったです。
やがて出航時間が近づいてくると船の周りが騒がしくなってきます。そして、ヴォ~~・・・と言う汽笛を鳴らしながらゆっくりと船体は離岸していきます。周りの見物客からは歓声が上がりました。
クイーン・エリザベスの乗客たちもデッキや部屋のベランダに出て、港のたくさんの見送り客と手を振り合います。
そして徐々に港から離れ、私の真横を過ぎていく時にはさらに圧巻!もう言葉にはできないほど優雅で綺麗なその姿です。
離れるにつれ、ようやくその全景を見ることができました。
暗い海と空にキラキラと輝きを放つクイーン・エリザベス。
その優雅さにさすがに私のようなおっさんもうっとりと見とれてしまいます。
さらに汽笛を流しながら鳴らしながら進み、ゆっくりと回転。船首を沖に向け あの大きかった船体が次第に小さく、小さくなっていきました。
次の寄港地広島へと向かって。
いつか、乗りたいな。
.
by revoir-dima
| 2016-03-24 21:39