2012年 07月 22日
< 平野郷夏祭り2012 >その3
地車の曳行は、昼に夜にと行われます。
昼間は地車に綱を付け、町の子供たちがひっぱります。
小さな町衆たち。
イッチョ前なハッピを着て、みーんなとっても可愛いんです^^。
もちろん子供たちだけで曳けるわけもなく、後ろは大人たちがサポートしています。
親、子供、孫へと脈々と受け継がれていく祭りという伝統。
ここにその縮図がありました。
この大人たちも、小さいころからハッピを着せてもらい、綱を引いていたんでしょうね~。
昼の引き回しのルートの先々では、町の商店の方々が店先に出て
だんじりが到着するのを待ち構えています。
みなさん手に手に祝儀袋を持って今か今かとそわそわしていました^^。
おじさんの話では、「はよ来んかなぁ、とにかくこれを渡さんと、もう落ち着かへんのや」とのこと。
地車が来て、祝儀が渡された時には必ず足を止め、お礼の囃子を奏でます。
しばらく曳行した後は大人たちにバトンタッチ。
一気にだんじりが勇壮に踊りだします!
ゴーカイに回し、傾け、猛スピードで町を駆け抜けていきます。
そんな曳行も休憩ポイントでは一休み。
先ほどまで綱を引いていた子供たちが一気にだんじりに群がります。
かっこうの遊び場ですが、特に大人たちも注意すこともなく見守っています。
こうしてどんどんと心のつながり、生活とのつながりを強くしていくんだと思います。
さて次のブログで最後です。
最後のブログは祭りのクライマックス!
すんごいシーンの連続です。お楽しみに~^^!
by revoir-dima
| 2012-07-22 22:47