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< 勇気を出して、紫陽花撮ってきました >

花全般に苦手な私。まぁ過去には何度か花撮りをブログに上げていますが
基本的にはやっぱり避けてきました。

でもみなさんの写真を見ていると、私もなんとなく撮ってみたくなってきて、
ちょっと勇気を出して紫陽花を撮ってきました。


さぁ撮ってきたはいいけど、どーしたもんか。
やっぱり紫陽花だけじゃとても絵にならない気がして。。。
 
なので、私なりのアレンジで今年の紫陽花をまとめてみました。


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日本人にはめちゃくちゃ好かれている紫陽花ですが、昔の人はどうだったのか?
万葉集の歌で調べてみました。

すると意外に少なく、たった二つしかないらしいです。
平安時代にはもう完全に無くなってしまい、古今集も新古今集にも一首もありません。

その二つをご紹介します。
まずは一つめ。



あぢさゐの八重咲くごとく弥(や)つ代にをいませ我が背子見つつ偲はむ (橘諸兄)
< 勇気を出して、紫陽花撮ってきました >_c0183700_18175579.jpg

「紫陽花の花が八重に咲くように、御代八代も何代も、健勝でいらしてください、
そして花を眺めては貴方を思い出しましょう。」
ってな感じで、紫陽花をとってもめでたい花として扱っているようです。


もうひとつ。


言問はぬ木すらあぢさゐ諸弟(もろと)らが練りのむらとにあざむかれけり (大伴家持)
< 勇気を出して、紫陽花撮ってきました >_c0183700_18181444.jpg

「口のきけない木さえにも、紫陽花のように色の変わる信用のおけないやつがある。
口八丁の諸弟(もろと)らの練りに練った御託宣の数々に乗せられてしまったのはやむをえない事だった。」
とのことで、こちら家持の歌では、あじさいが人を欺く不実なもののたとえに使われています。


梅雨の季節には無くてはならない紫陽花。
なんでこんなに人気がないんでしょうかね~。不思議な感じです。



さて現代ではどうかというと、紫陽花の出てくる歌はたーくさんあります。
ちょちょっとググってみても色々出てきますので、ご興味のある方は調べてみてください。
その中のひとつ。


< 勇気を出して、紫陽花撮ってきました >_c0183700_18183963.jpg


誰の曲だか分かりますか~^^?
世代を感じますねー。






この曲です。








さて、こんな感じで私の紫陽花は終わります。
紫陽花撮ってみてどうだったか?



・・・・



やっぱり花は苦手です^^;








by revoir-dima | 2012-06-18 18:26