■ 2012年 05月 25日
先日行った玄武洞とおなじ豊岡にある「コウノトリの郷公園」に行ってきました。
ここ豊岡は、コウノトリ国内最後の生息地であります。
「コウノトリの郷公園」とは、コウノトリの保護と繁殖を行っている第一線の施設です。

そもそもコウノトリとは近絶滅類に指定されている国際的に希少な鳥。
野生のコウノトリは現在、ロシアや中国に2.500~4.000羽が生息するのみとなっています。
かつては北海道以外全国的に生息してましたが、 明治以降の乱獲と生息環境の悪化により、
ここ豊岡を国内最後の生息地とした後昭和46年、ついに日本の空から消滅してしまいました。
「さてどうしたものか。」
ここ豊岡では再び日本の空をコウノトリが飛ぶ姿を、ということで1985年にロシアから6羽の個体を導入しました。
この中から2組がペアをつくり、1989年にやっとの思いで2羽の繁殖に成功しました。
以降、本当に地道な研究を繰り返し、繁殖を続けています。
ロシアから連れてきたコウノトリを、「日本のコウノトリ」的な扱いってどうよ?
とも思いますが、もともとが渡り鳥なのでポジティブな解釈とするようです。
ここコウノトリの郷公園では、そんなコウノトリの歴史や生態、飼育の様子などの解説が聞け、非常に興味深いです。

コウノトリは放鳥し空を飛び立つまでは「ゲージ」という囲いの中で育てられます。
ゲージといっても柵があるだけで天井はオープン。
「飛んで出ていかないのか?」と思いますがここにいるコウノトリは飛ぶための羽を切っています。
まぁ切るといってもまた生えてくるので、お外に出てもオッケーとなるまでは生えては切るの繰り返しです。

彼らは出ていきませんが、外からはやって来ます。
そこはまぁ野鳥がやって来るだけの自然環境があるとして「いいんじゃね?」ってことらしいです。
さてコウノトリの生態をかい摘まんでみましょう。

コウノトリは水田や湿地、河川などを好む水辺の鳥です。
体長約1.1メートル、体4.5kg~5.5kgで両翼を広げると2メートルにもなる大型の鳥です。
食性は完全な肉食で、魚、カエル、バッタなどを食べます。
実はコウノトリ、鳴かない鳥なんです。ヒナの頃は鳴きますが成鳥は声を出しません。
代わりにクチバシをカタカタとならす「クラッタリング」という行為をします。
またコウノトリはよく外見が似ているツルと間違われますが色々違います。
先に書いたようにコウノトリは鳴きません。
他にもコウノトリは肉食だし、デザインや色、足の形など色々違います。
昔からよく間違われていたようで、例えばよく襖絵なんかで描かれている松の枝に留まっているツル。
ツルは足の形状上、枝を掴むことが出来ず留まれません。なのであれはウソ。
おそらく誰かがコウノトリが留まっていたのを勘違いし、そのまま現在に至ったもののようです。
また昔話にある「ツルの恩返し」。
決して開けないでと閉じた襖の奥から聞こえてくるカタカタというはた織りの音。
これもコウノトリが鳴らすクラッタリングではなかったのか、ということだそうです。
かつてコウノトリは全国各地で見られ、但馬地域でも豊岡盆地を中心に数十羽のコウノトリが大空を舞い、
また川辺や田んぼで餌をついばみ、松の木の上に巣をかけヒナを育てる姿を間近に見ることができました。

いつか、そういう豊かな光景が再び見られるよう願います。
最後に豊岡市におけるコウノトリ羽数を記します。
飼育のコウノトリの羽数 94
野外にいるコウノトリの羽数 47
野生のコウノトリの羽数 1
(2012年5月24日現在)
豊岡を流れる円山川沿いではコウノトリが飛でいる姿を見かけることができます。
車や電車の車窓から、元気に羽ばたくコウノトリを見に行きませんか?
がんばれ、コウノトリ!
ここ豊岡は、コウノトリ国内最後の生息地であります。
「コウノトリの郷公園」とは、コウノトリの保護と繁殖を行っている第一線の施設です。

そもそもコウノトリとは近絶滅類に指定されている国際的に希少な鳥。
野生のコウノトリは現在、ロシアや中国に2.500~4.000羽が生息するのみとなっています。
かつては北海道以外全国的に生息してましたが、 明治以降の乱獲と生息環境の悪化により、
ここ豊岡を国内最後の生息地とした後昭和46年、ついに日本の空から消滅してしまいました。
「さてどうしたものか。」
ここ豊岡では再び日本の空をコウノトリが飛ぶ姿を、ということで1985年にロシアから6羽の個体を導入しました。
この中から2組がペアをつくり、1989年にやっとの思いで2羽の繁殖に成功しました。
以降、本当に地道な研究を繰り返し、繁殖を続けています。
ロシアから連れてきたコウノトリを、「日本のコウノトリ」的な扱いってどうよ?
とも思いますが、もともとが渡り鳥なのでポジティブな解釈とするようです。
ここコウノトリの郷公園では、そんなコウノトリの歴史や生態、飼育の様子などの解説が聞け、非常に興味深いです。

コウノトリは放鳥し空を飛び立つまでは「ゲージ」という囲いの中で育てられます。
ゲージといっても柵があるだけで天井はオープン。
「飛んで出ていかないのか?」と思いますがここにいるコウノトリは飛ぶための羽を切っています。
まぁ切るといってもまた生えてくるので、お外に出てもオッケーとなるまでは生えては切るの繰り返しです。

彼らは出ていきませんが、外からはやって来ます。
そこはまぁ野鳥がやって来るだけの自然環境があるとして「いいんじゃね?」ってことらしいです。
さてコウノトリの生態をかい摘まんでみましょう。

コウノトリは水田や湿地、河川などを好む水辺の鳥です。
体長約1.1メートル、体4.5kg~5.5kgで両翼を広げると2メートルにもなる大型の鳥です。
食性は完全な肉食で、魚、カエル、バッタなどを食べます。
実はコウノトリ、鳴かない鳥なんです。ヒナの頃は鳴きますが成鳥は声を出しません。
代わりにクチバシをカタカタとならす「クラッタリング」という行為をします。
またコウノトリはよく外見が似ているツルと間違われますが色々違います。
先に書いたようにコウノトリは鳴きません。
他にもコウノトリは肉食だし、デザインや色、足の形など色々違います。
昔からよく間違われていたようで、例えばよく襖絵なんかで描かれている松の枝に留まっているツル。
ツルは足の形状上、枝を掴むことが出来ず留まれません。なのであれはウソ。
おそらく誰かがコウノトリが留まっていたのを勘違いし、そのまま現在に至ったもののようです。
また昔話にある「ツルの恩返し」。
決して開けないでと閉じた襖の奥から聞こえてくるカタカタというはた織りの音。
これもコウノトリが鳴らすクラッタリングではなかったのか、ということだそうです。
かつてコウノトリは全国各地で見られ、但馬地域でも豊岡盆地を中心に数十羽のコウノトリが大空を舞い、
また川辺や田んぼで餌をついばみ、松の木の上に巣をかけヒナを育てる姿を間近に見ることができました。

いつか、そういう豊かな光景が再び見られるよう願います。
最後に豊岡市におけるコウノトリ羽数を記します。
飼育のコウノトリの羽数 94
野外にいるコウノトリの羽数 47
野生のコウノトリの羽数 1
(2012年5月24日現在)
豊岡を流れる円山川沿いではコウノトリが飛でいる姿を見かけることができます。
車や電車の車窓から、元気に羽ばたくコウノトリを見に行きませんか?
がんばれ、コウノトリ!

































